【11月9日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは8日、第11節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)と2-2で引き分けた。

 シティは終盤にアルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が同点ゴールを決め、雨に見舞われた敵地ロフタス・ロード(Loftus Road Stadium)で試合を引き分けに持ち込んだ。

 アグエロは後半38分にこの日2得点目となるゴールを決めたものの、昨季のリーグ王者シティがこの試合でみせたパフォーマンスは、おどろくほど低調に終わった。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でCSKAモスクワ(CSKA Moscow)にまさかの敗戦を喫し、窮地に立たされてから3日後、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督の率いるシティは、またしてもベストの状態からほど遠い内容に終わった。

 QPRは前半21分にチャーリー・オースティン(Charlie Austin)のゴールで先制したものの、シティは同32分にアグエロのゴールで同点に追いついた。

 そして迎えた後半、ここまで下位に沈んでいるQPRはマルティン・デミチェリス(Martin Demichelis)のオウンゴールで再びリードを手にしたが、シティは終盤にアグエロのゴールで同点に追いつき、敗戦の危機から救われた。

 アグエロが素晴らしい活躍をみせたものの、シティは最近の不調を隠し切れず、首位チェルシー(Chelsea)には勝ち点8差をつけられており、早急にチームを立て直す必要がある。(c)AFP