【10月31日 AFP】カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のコリンチャンス(Corinthians)は30日、サポーターのために共同墓地を作る計画があることを発表した。これにより、ファンはクラブに永遠の忠誠を示すことができるようになる。

 クラブによると、「コリンチャンス・フォーエバー」墓地は、最大7万区画に及び、2015年にオープンする予定としている。

 広大なこの複合施設には、クラブ史に残る名選手たちが、最後に眠る場所になるとされている。

 建設請負会社の責任者によると、墓地には大会場をはじめ、造園、レストラン、湖、そして自然保護区なども含まれるという。

 各区画の費用は、選択するエリアや墓地に眠るスター選手との距離によって4500から7800レアル(約20万~36万円)の間になる。

 クラブ関係者は、100人以上のコリンチャンスの名選手の遺体が、この墓地に移る計画であると明かした。

 ブラジルサッカー界で最も有名なクラブの一つであるコリンチャンスは、104年の歴史で全国選手権優勝5回、リベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)制覇1回、そしてクラブW杯(FIFA Club World Cup)優勝2回を達成している。(c)AFP