【10月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、シュライナーズ・ホスピタルズ・フォー・チルドレン・オープン(Shriners Hospitals for Children Open 2014)は18日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)にあるTPCサマリン(TPC Summerlin)で3日目が行われ、米国のベン・マーティン(Ben Martin)が通算17アンダーで単独首位に浮上した。

 ツアー初優勝を目指すマーティンは、13番からの5連続バーディーで一気にスコアを伸ばし、9アンダーの62として、この日の最少打数タイをマークした。

「今日は自分の世界に入り込めるような、そんな日だったんだ」と振り返るマーティンは、「クラブを手にするたび、それが正しいものだと確信していた。目の前のことに一生懸命取り組み、一つのショットに全神経を集中させた」と語った。

 2打差の単独2位には、同じく初タイトルを狙うラッセル・ノックス(Russell Knox、スコットランド)がつけている。

 米国のアンドリュー・スボボダ(Andrew Svoboda)とジミー・ウォーカー(Jimmy Walker)が、通算13アンダーの3位タイに並んでおり、さらに1打差で、ウェブ・シンプソン(Webb Simpson)ら米国勢4選手がつけている。

 1番で約7.3メートルのバーディーパットを決めたマーティンは、3番でこの日唯一のボギーをたたいたが、4番からの連続バーディーでそれを帳消しにすると、7番で再びバーディーをマーク。バックナインでは、10番で約14.3メートルのバーディーパットを沈め、勢いに乗ったマーティンは、13番から5連続でバーディーを奪取した。

 マーティンは今年、クイッケン・ローンズ・ナショナル(Quicken Loans National 2014)を含む3大会で、トップ3フィニッシュを経験している。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算8アンダーで、9選手と並ぶ24位タイに後退した。(c)AFP