【10月19日 AFP】14-15スペイン1部リーグは18日、第8節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は5-0でレバンテ(Levante)を下した。

 レアル・マドリードがリバプール(Liverpool FC)戦、FCバルセロナ(FC Barcelona)戦と大一番の続く週を前に、自信を深める大勝を挙げた。

 レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がPKから先制点を挙げ、クラブでの連続得点を9試合に伸ばすと、ハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)のヘディングシュートでリードを2点に広げてハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても、ロナウドがリーグ戦出場わずか7試合で15得点目となるゴールを決めて3-0とすると、その後はハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とイスコ(Isco Alarcon)のファインゴールで得点ラッシュを締めくくった。

 その一方で、離脱者が複数出ているレアルは、22日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)のリバプール(Liverpool)遠征、さらに25日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われるバルセロナ戦に向け、不安が残っている。

 レアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、ラファエル・バラン(Raphael Varane)、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がこの試合を欠場し、代表戦で臀筋(でんきん)を痛めたギャレス・ベイル(Gareth Bale)も、ベンチには入ったが出場はなかった。

 しかし、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、さほど心配していない。

 監督は「良い形で今週に入れたと思う。準備が難しい試合だったが、全力を出してとても良いプレーをした。よく集中していたし、すべて上手くいった」と話した。

「これで少し時間が空く。まずは何人かの回復を待って、それから水曜の試合のことを考えたい」

(c)AFP/Kieran CANNING