【9月28日 AFP】14-15ドイツ・ブンデスリーガ1部は27日、第6節の試合が行われ、シャルケ04(Schalke04)が2-1でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのルールダービーを制した。

 シャルケが本拠地で因縁のライバルであるドルトムントに勝利し、リーグ戦で連勝した。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の率いるドルトムントは、このところの守備のもろさがこの日も改善されず、ジョエル・マティプ(Joel Matip)とエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)に得点を許し、前半途中までに2点のリードを奪われた。

 その直後、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の得点で1点差に詰め寄ったドルトムントだが、同点まで追いつくことはできず、リーグ戦6試合を終了した時点で獲得した勝ち点は7と、シャルケよりも少ない数にとどまっている。

 シャルケのイェンス・ケラー(Jens Keller)監督は、「重要な勝利だ。特にうちのファンにとってはね。最高だよ」とコメントした。

 マティプは、「3日後の試合(欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でNKマリボル(NK Maribor)との対戦を控えているから、あまりはしゃげないけれど、あと何時間かは堪能するよ」と話している。

 一方、今季初めて先発メンバーに入ったドルトムントの主将マッツ・フンメルス(Mats Hummels)は、上位に追いつきたいのであれば、余裕はもうないと話した。

 ここ3試合で勝利から見放されていることについて、フンメルスは「運よく、ほかのチームもあまり良いスタートを切れていない。だけど今の僕らは、自分たちの流れをとにかく取り戻す必要がある」とコメントした。(c)AFP/David HEIN