【9月18日 AFP】14MLBは17日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)がア・リーグ西地区の優勝を果たした。

 シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)と対戦したエンゼルスは、先発登板のC.J.ウイルソン(CJ Wilson)が7回を投げて無失点、打ってはC.J.クロン(CJ Cron)が3点本塁打を放ち、5-0で勝利した。すでにプレーオフ進出を決めていたエンゼルスは、この日オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)が1-6でテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)に敗れたため、2009年シーズン以来となる地区優勝を決めた。

 95球を投げ、1安打3四球、7三振を奪ったウィルソンは、7回裏に打撃陣が一挙5点を奪ったところでマウンドを後にした。

 7回裏一死からハウイー・ケンドリック(Howie Kendrick)が右翼へ放った安打が、エンゼルス打線の口火を切った。続くデビッド・フリース(David Freese)が再び右方向への安打を放つと、これをクリス・デノーフィア(Chris Denorfia)が後逸。打球がフェンスに達する中、ケンドリックは全力疾走で滑り込まずに本塁へ達すると、フリースも二塁に到達した。

 エリック・アイバー(Erick Aybar)が敬遠され、続くクリス・アイアネッタ(Chris Iannetta)が三振を喫したところでマリナーズの先発ジェームズ・パクストン(James Paxton)が降板となったが、ブルペン陣が誤算だった。

 2番手のダニー・ファークワー(Danny Farquhar)の3球目をクロンが左中間スタンドへたたき込むと、四球の走者を置いてさらに適時二塁打も飛び出した。

 アスレチックスは、1-0で迎えた9回にジョナサン・ポール・アレンシビア(Jonathan Paul Arencibia)に3点本塁打を許すなど、レンジャーズに一挙6点を許し、敗れた。(c)AFP