【9月15日 AFP】インドネシア警察当局は15日、イラクとシリアで活動するイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」系の組織とつながりがあるとして身柄を拘束した4人の外国人が中国少数派のウイグル人であると発表した。

 警察当局は前日、偽造パスポートを使ってインドネシアに入国した4人を拘束し、この4人をトルコ人と発表していた。しかし警察の広報担当者は15日、テロ対策専門の特別捜査隊の捜査により4人がウイグル人であることが分かったと述べた。

 さらにインドネシア国家警察のスタルマン(Sutarman)長官によると、4人はイスラム系組織「東インドネシアのムジャヒディン(Eastern Indonesia Mujahideen)」の指導者に接触しようとしていたという。同長官は、「訓練のためか、テロ行為のためか、いずれにせよ4人がなぜ同組織の指導者に接触しようとしていたのか、現在も捜査中」と語った。(c)AFP