【9月13日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)は12日、ワールドグループの準決勝が行われ、フランスが2勝0敗としてチェコをリードした。

 全仏オープンテニス(French Open)の会場であるパリ(Paris)のローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で、フランスはリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)が6-3、6-2、6-3でチェコのエース、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych)との第1試合を制すと、続く第2試合でジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)が6-2、6-2、6-3でルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)を退けた。

 3大会連続の決勝を目指すチェコから2連勝を飾ったフランスは、2010年大会以来となる決勝進出に王手をかけた。13日に行われるダブルスで勝利すれば、もう一方の準決勝を戦うスイスとイタリアの勝者と対戦する決勝進出が決まる。

 ガスケはチェコのエース、ベルディハに対してバックハンドがさえをみせ、序盤から優勢に試合を進めた。

 ツォンガは、ゲームカウント2-2から連続でゲームを奪い第1セットをものにすると、第2セットでも主導権を握った。第3セットはロソルが力強いサーブをみせたものの、第4ゲームでツォンガがブレークし、そのまま勝利を手にした。(c)AFP