【9月12日 AFP】国際自動車連盟(International Automobile Federation、FIA)は11日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するチームとドライバーに対し、レース中にパフォーマンスを向上させるための情報を無線で提供してはならないと通達した。

 今後は、コースのどこでタイムを失っているのかを、ピットレーンからドライバーに伝えることは違反の対象となる。

 今回の変更は、F1のレギュレーション第20.1条にある「ドライバーは単独で、そして自発的にマシンを操作しなければならない」という規則を厳しく適用している。

 FIAは、「F1のスポーティングレギュレーション第20.1条にある条件が、常に順守されることを確実にするため、FIAはこの規則を厳しく適用していく」としている。

「これにより、ピットから無線でドライバーと交信する際は、マシンまたはドライバーのパフォーマンスに関連するささいな情報を含めてはならない」

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