【9月11日 AFP】男子ゴルフ世界ランク1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)プレーオフ最終戦、ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2014)にタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)とフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)の姿がないことを受けても、これがゴルフ界の衛兵交代だとは思わないようだ。

 第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)と第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)を制した25歳のマキロイは、シーズン最終戦を翌日に控え、12月に39歳の誕生日を迎えるウッズと、44歳のミケルソンは、「ただ年を取っただけ」だと表現した。

 40代のミケルソンと、もうすぐ30代に終わりを告げるウッズは、キャリアの最終ホールにさしかかっているのかもしれない。年を取れば、体の動きが変わるのは当然のことだ。

 マキロイは、「どんな感じか、僕も20年後になったら教えられるね」と話した。

 ウッズとミケルソンの両選手がザ・ツアー選手権出場を逃すのは久方ぶりの出来事だが、マキロイは、全米プロゴルフ選手権で2位に終わったミケルソンと、手術の影響で今季のほとんどを棒に振ったウッズが、また戻ってくるはずだと考えている。

「本調子を取り戻せば、ここに戻ってくるはずさ」

 マキロイは現在、フェデックス・カップのポイントランクで4位につけており、これを制して1000万ドル(約10億7000万円)のボーナスを手にしたいと意気込んでいる。

「優勝以外はすべて失敗だ。全米プロの後、僕はこの戦いに全精力を注いできた」

「もちろん、この大会で2位か3位に入って総合優勝できれば、それはそれで良いけどね」

(c)AFP