【9月10日 AFP】英国の駐上海(Shanghai)総領事が先週末、北京(Beijing)の英大使公邸で同性パートナーと挙式したことを受け、中国内では同性婚に対する賛否両論が飛び交っている。

 マイクロブログの認証済みアカウントへの投稿によると、英国のブライアン・デービッドソン(Brian Davidson)総領事は、世界24か国の英在外公館での同性婚を認める英国の新規則に基づき、米国籍のパートナー、スコット・チャン(Scott Chang)氏と英大使公邸で6日に結婚式を挙げた。

 英国のセバスチャン・ウッド(Sebastian Wood)駐中国大使は、新婚カップルとなった2人の間に立った写真をインターネットに投稿。マイクロブログの新浪微博(Sina Weibo)で「本日、大使公邸でブライアン・デービッドソン総領事の同性婚を行ったことをとても喜び、誇りに感じている」と述べた。

■ネットユーザーは賛否両論

 結婚式は中国で賛否両論を持って受け止められた。中国では同性愛関係は違法ではないものの、同性愛カップルは幅広い偏見に直面し、同性同士のパートナーシップは正式に認められてはいない。

「あの国(英国)は明らかに病気だ。ローマ帝国末期のようだ」と、あるユーザーはインターネットに投稿。また、別のユーザーは「外国の同性愛文化は尊重するが、それは中国の文化ではない。そこを尊重していただきたい」と書き込んだ。

 一方で中国の大都市部では近年、同性愛に対する寛容な態度が広がっており、多くの人々が総領事の結婚を祝福した。「本物の愛だ。幸福を祈ると同時に、うらやましくも思う」とあるユーザーは新浪微博に投稿した。(c)AFP