セレーナがマカロワに快勝し決勝へ、全米オープン
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【9月6日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は5日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-1、6-3で第17シードのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)を下し、決勝進出を決めた。
大会2連覇中で、通算5度の全米優勝を誇る世界ランク1位のセレーナは、7日に行われるカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)との決勝で、クリス・エバート(Chris Evert)氏とマルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)氏が持つ四大大会(グランドスラム)通算18回目の優勝に挑戦する。
マカロワが第1セットの最初のサービスゲームをキープし、ゲームカウントを1-1とした後、セレーナは9連続でゲームを奪った。セレーナは24本のウイナーを決めてスタジアムを盛り上げ、ちょうど1時間で試合を制した。
今季のグランドスラムではこれまで4回戦突破を果たせていなかったセレーナは、マカロワのフォアハンドがアウトとなると、膝をつかんばかりに「イエス!」と叫び、決勝進出を喜んだ。
セレーナは全米の前哨戦に3大会連続で出場し、バンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2014)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)で優勝を飾り、ロジャーズ・カップ2014(Rogers Cup 2014)で準決勝に進出した。
その中でセレーナはボズニアツキに2度勝利しているものの、ともに3セットを戦っている。
「夏の間中プレーできたのは自信になった」と語るセレーナは、良き友人でもあるボズニアツキとの対戦を待ち望んでいる。
「もちろん、彼女は勝って、初めてのグランドスラムを取りたいはずだし、私も勝って小さい歴史を刻みたい」
セレーナは、ボズニアツキとのこれまでの対戦戦績を8勝1敗としている。(c)AFP/Rebecca BRYAN