【9月1日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)は31日、スペインでグループBの試合が行われ、セネガルが82-75でプエルトリコを下し、同大会では1998年以来初めての勝利を収めた。

 セネガル代表のチェイク・サー(Cheikh Saar)ヘッドコーチは、「この大会で勝ててうれしい。われわれ以外は、セネガルの1勝を誰も予測していなかった。われわれは、もっと貪欲に勝利を目指して前進していく必要がある」と述べた。

 日本で開催された2006年大会で5戦全敗を喫したセネガルは、この試合でムハマンド・フェイ(Mouhammad Faye)が20得点、ゴーギ・ジェン(Gorgui Dieng)が18得点、13リバウンド、2アシスト、2ブロックを記録した。

 セネガルは、1998年8月3日に韓国を75-72で下して以来、同大会では勝利から見放されていた。それまで世界大会で勝利を挙げたのは、1978年に89-79で勝った中国戦だけとなっている。

 2006年大会の代表メンバーだったセネガルの主将マリーエ・ヌドゥイ(Maleye Ndoye)は、「長い間、ずっと勝利を追い求めてきたんだ。日本では、あと少しのところで勝利を逃してしまった」とコメントした。

 2006年大会でセネガルはプエルトリコに9点差、イタリアに8点差で敗れている。(c)AFP