【8月28日 MODE PRESS】タレントのケリー・オズボーン(Kelly Osbourne)が、オーストラリアのブランド「ジュピ(Jupi)」とのコラボレーションし、自身のファッションライン「Stories...By Kelly Osbourne」を立ち上げた。来月25日に「HSN.com」で発売する。

 ケリーが発表したルックは13型。ポルカドットのジャンプスーツ、バラ模様のシフォンブラウス、英国旗モチーフのワンピース、キャップスリーブのタイトワンピースなどがあり、価格帯は55~170ドル(約5600~1万7000円)。すでに歌手のシアラ(Ciara)やテイラー・スウィフト(Taylor Swift)らがオーダー済みだという。

 「服には、それを着た場所などの思い出が良くも悪くもついて回ります。私の使命は世界一のファッションデザイナーになることではありません。何かを変えようとか、まだ誰もしていないことをやってみせようという気負いもありません。私は単純に、全ての女性が着られる、上質でベーシックな服を提供していきたいと思っています」とケリーは語る。

 米・エンターテインメントチャンネル「E!」のファッションリポーターで、「ファッションポリス(Fashion Police)」シリーズの司会も務めるケリーは、服のサイズが0から16まで変わったことがあると告白。その実体験からあらゆるサイズの女性に合うラインをデザインすることを思い立ったという。

「私はサイズ0から、ブランドによっては16近くまで、あらゆるサイズを経験して、気になる部分をカバーしたり目立たなくさせたりするコツを掴みました。また自分が好きなスタイルも分かるようになりました。米国の普通サイズは14というイメージが定着しているのは本当に不公平な話です。そのせいでほとんどのファッションデザイナーブランドが14までしか作らないんですから」

「ジュピ」創業者のブルーノ・スキーアビ(Bruno Schiavi)会長は、「メーカーの立場からすればコストパフォーマンスは悪いですが、ケリーにとってはあらゆる体形とサイズの服を揃えていることがとても重要でした」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS