【8月26日 AFP】第69回ブエルタ・ア・エスパーニャ(69th Vuelta a Espana)は25日、第3ステージ(カディスからアルコス・デ・ラ・フロンテーラ、197.8キロメートル)が行われ、オリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のマイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)がステージ優勝を果たした。

 マシューズは、ガーミン・シャープ(Garmin Sharp)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)とのスプリント勝負を制し、5時間12分14秒でフィニッシュした。

 10秒のボーナスタイムを獲得したマシューズは総合首位に浮上し、優勝候補に挙げられているモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)に4秒差をつけている。

 前日まで総合首位に立っていたモビスター・チームのアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)は、ステージを7秒遅れでフィニッシュし、総合3位に後退した。

 しかしながら、大会通算2度の総合優勝を誇るチーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)とスカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)の途中棄権を余儀なくされたけがの影響を感じさせない走りをみせ、上位集団でフィニッシュし、優勝争いに踏みとどまっている。

 コンタドールはキンタナから19秒遅れの総合12位、フルームはそこから8秒遅れの総合17位につけている。(c)AFP