■メッシ、ネイマールとの共存に自信をみせるスアレス

 スアレスのFCバルセロナでの公式戦デビューは、10月下旬に予定されているレアル・マドリードとの「クラシコ(el clasico)」になる可能性が高い。スアレスは、その試合でルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督が自身を起用できるよう、万全の状態に仕上げることを誓っている。

「まったく同じというわけではないけれど、1年前にリバプールで似たような状況に置かれた経験がある」

「まだ試合には出られないけれど、チームメートと一緒に練習し、集中し続ければ、その期間は短く感じられると思う」

 FCバルセロナはすでに、リオネル・メッシ(Lionel Messi)やネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)など、前線に素晴らしいタレントを擁しており、スアレスは右サイドでプレーすることが予想されている。

 しかしながら、スアレスは、リバプールでコンビを組んだダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)と素晴らしい連係を築くことができたと話しており、どこでプレーするかは気にならないと述べている。

「僕は攻撃的な位置ならどこでもプレーする用意ができている。去年はスターリッジがストライカーとして配置されたため、僕は左サイドや右サイドでプレーした。どこでプレーしようと苦にならないし、監督が求めるものに適応するだけさ」

「メッシとネイマールの才能は素晴らしく、皆が称賛している。昨日の試合の前半、僕は彼らのことをずっと見ていて、拍手を送りたくなったよ」

(c)AFP