【8月18日 AFP】(一部更新)ネパールを襲った豪雨による洪水や地滑りの死者は18日までに101人に上った。当局が同日、発表した。

 14日から3日間降り続いた豪雨により各地で地滑りや洪水が発生。死者は100人を超えいまだに129人が行方不明となっている。雨は17日にはやんだが、西部では道路の損傷などにより数千人の住民が孤立した。同国政府は3400人と4機のヘリコプターを派遣し、住民の救助や緊急物資の輸送などに当たっている。

 またバルディヤ(Bardiya)では、水につかった遺体や家畜の死骸が放置されていることからコレラの発生が懸念されており、当局は被災住民たちへの緊急飲料水用キットの配布を急いでいる。(c)AFP