■PSG会長がブランドンの行為に激怒「重い処罰が必要」

 PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、イブラヒモビッチのけがが深刻ではないことを願った。

 イブラヒモビッチについてブラン監督は、「最初は彼が打撃を受けたんだと思っていたが、だけどそれは違った。ターンしたときにわき腹を痛めたようだ。おかしなけがだよ」とコメントしている。

「私は医者ではないから、それが深刻なけがなのかどうかはわからない。だが、私はイブラのことを知っており、彼が最後までプレーすることができないほど激しく痛がっていた」

 一方、PSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は、かつてオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)でプレーした34歳のブランドンについて、「厳しい処分を受けるべきだ」と批判した。

 アル・ケライフィ会長は、「私はブランドンがとても厳しい処分を受けることを望んでいる。今回は重い処罰が必要だ」と語っている。

 ブラン監督もまた、グレゴリー・ファン・デル・ ヴィール(Gregory Van Der Wiel)が試合中に負傷し、前半終了時に交代を余儀なくされたとして、けがの原因となったブランドンを非難している。

 PSGでアシスタントコーチを務めた経歴を持ち、今季からバスティアで指揮を執るクロード・マケレレ(Claude Makelele)監督は、ブランドンが試合後にモッタを攻撃したことについて、「私の選手がそのような行為をはたらいたのであれば、その選手はプロに値しない。そして処分を受ける必要がある」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT