【8月17日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは16日、第1節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は2-1でクリスタルパレス(Crystal Palace)に勝利した。

 アーセナルは試合終盤にアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)が決勝点を奪い、退場者を出して10人で戦ったクリスタルパレスを相手に面目を保った。

 アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が率いるアーセナルは、昨季のFAカップ(FA Cup 2013-14)でタイトルを獲得したことで9年に及んだ無冠の時代に終止符を打っており、今季は2003-04シーズン以来のプレミアリーグ制覇を目指している。

 しかし、前半34分にクリスタルパレスのブレデ・ハンゲランド(Brede Hangeland)に先制点を奪われると、アーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で追いかける展開を余儀なくされた。

 アーセナルは前半終了間際にローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)のゴールで同点に追いついたが、数日前に戦力補強の方針の違いからトニー・ピューリス(Tony Pulis)監督を解任し、指揮官不在で開幕を迎えたクリスタルパレスは、その後もアーセナルを苦しめた。

 しかし、クリスタルパレスのジェイソン・パンチェオン(Jason Puncheon)が2度目の警告を受けて退場処分になったことで試合の流れが変わると、アーセナルはチームがタイトルを獲得した昨季のFAカップでの決勝点を挙げたラムジーがゴールを決め、ホームで勝利を収めた。(c)AFP/Jon West