【8月14日 AFP】メキシコサッカー連盟(Mexican Football FederationFMF)は13日、同国代表の秋季ツアーの一環として、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦の再戦となるオランダとの親善試合を、11月12日に敵地アムステルダム(Amsterdam)で行うと発表した。

 観客は、W杯と同様のスリリングな展開の一戦に期待を膨らませることになる。

 その試合ではメキシコが試合終了10分前まで1-0とリードを奪い、準々決勝進出は目前と迫っていた。しかし、オランダは終盤にウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)が同点とすると、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)が手にした疑惑のPKからクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)が勝ち越しゴールを挙げ、メキシコの1986年大会以来となる8強入りの希望を打ち砕いた。

 オランダはそのまま勝ち上がり、準決勝でPK戦の末にアルゼンチンに敗れた。

 メキシコはオランダ戦の後、11月18日に敵地ボリソフ(Borisov)でベラルーシとの親善試合も行う予定となっている。(c)AFP