【8月13日 Relaxnews】デザイナーのヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)がオンラインサイト「The Outnet(アウトネット)」に600点以上の私服を出品し、チャリティーオークションを実施する。

 中には、2006年W杯ドイツ大会の前夜祭パーティーで着用した「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」の蛍光イエローのドレスや、2003年のMTVビデオ・ミュージック・アワード(MTV Video Music Awards)で着用した「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」の白いドレスなどもあり、ファンにとってヴィクトリアのスタイルに近づくまたとない機会になる。

 ヴィクトリアがこのアイデアを思いついたのは、南アフリカで行われているチャリティー団体「マザーズ2マザーズ(mothers2mothers)」の活動に携わったときだ。同団体は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の母子感染を防ぐために、南アフリカの女性たちに啓蒙活動を行ったり、支援のための資金を集めている。

 スパイス・ガールズ(Spice Girls)時代の衣装や夫のデヴィッド・ベッカム(David Beckham)と交際していた時に着用していた服、ファッションパーティーやランウェイなどメディアで注目されたイベントで着用した服など約600点が出品される。ドレス、コート、靴、バッグ、帽子、ジュエリーのほかスキーウェアも販売される予定だ。競売大手のクリスティーズ(Christie's)が評価し、販売を主催。8月20から25日まで、「The Outnet」でのオンライン販売限定で、収益はすべて寄付される。

 ヴィクトリアは、「私やデヴィッド、子どもたちにとって幸せな思いが詰まった服の中から、出品するものを選ぶのはとても楽しく、たくさん笑いました。これらの服の多くは、才能あるデザイナーたちによって作られたもので、どれもお気に入りの服ばかりです。そんなお気に入りの服を、他の人たちにも楽しんで着てもらえればうれしいです」とコメントした。(c)Relaxnews/AFPBB News