【8月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は12日、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督がウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)を主将に任命したと発表した。

 28歳のルーニーは、退団してインテル(Inter Milan)に移籍したネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)からキャプテンの座を引き継ぐことになった。

 この日行われた親善試合でバレンシア(Valencia CF)に2-1と勝利した後に発表された声明の中で、ファン・ハール監督は「主将の選択というものはいつも非常に大切なこと」とコメントした。

「ウェインは、なすこと全てに対し素晴らしい姿勢をみせていた。彼のプロフェッショナリズム、練習や私の哲学に対しての姿勢に非常に好印象を持った」

「彼はチームの若手選手を刺激する人物であり、主将の役割のため全身全霊をかけてくれると強く考えている」

 スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)の代表引退により、イングランド代表でも主将になる可能性のあるルーニーは、「この偉大なクラブの主将に任命されたことは、僕にとって、家族にとって大きな栄誉だ」とコメントした。

「大きなプライドとともにこの役割を果たしていく。ロッカーでのチームスピリットは、常にとても高い。監督が僕に信頼を置いてくれたことは本当にありがたい。土曜日(16日)の新シーズンの初戦でチームを率いることを楽しみにしている」

 またファン・ハール監督は、副主将にダレン・フレッチャー(Darren Fletcher)を任命している。

 ユナイテッドの新シーズン初戦は、16日に行われるホームでのスウォンジー・シティ(Swansea City)戦となっている。(c)AFP