【7月31日 Relaxnews】スペイン政府は、今年上半期に同国を訪れた外国人観光客が過去最高の2800万に達したと発表した。英国とドイツからの旅行者が1位と2位を占めた。

 スペイン観光省によると外国人観光客数は、新記録を樹立した昨年同期比で7.3%増だという。

 10年続いた不動産ブームが2008年に崩壊し、失業率が25%まで悪化するなど低迷するスペイン経済において、観光は主要産業の1つだ。

 欧州の観光客に人気のエジプトやトルコなどが情勢不安のため、スペインへの観光客は増加し、世界で3番目に多くの観光客が訪れる国となった。

 人気エリアはカナリア諸島(Canary Islands)、カタルーニャ(Catalonia)、アンダルシア(Andalusia)だ。 (c)Relaxnews/AFPBB News