【7月31日 AFP】全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)に前年覇者として臨むラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が30日、けがのため、前哨戦となるロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2014)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)を欠場すると発表した。

 28歳のナダルは、練習中に右手首を痛め、最大3週間の療養が必要になるという。

 全米オープン開幕を8月25日に控え、ナダルは「残念ながら、昨日(29日)の練習中に右手首を痛めてしまった。スペインでMRIを含む検査と医師の診察を受けた結果、2~3週間は大会を欠場しなくてはならない」と話した。

「申し訳ないと思うと同時に、大会の成功を祈っている。ファンのサポートに感謝します」

「トロント(Toronto)とシンシナティ(Cincinnati)で戦い、連覇を達成することができなくて本当に残念だ。昨年の素晴らしい結果があるので、今年の参戦を楽しみにしていたのに」

 ロジャーズ・カップは8月4日に、ウェスタン&サザンオープンはその翌週に開幕する。(c)AFP