【7月24日 AFP】自転車ロードレース、チーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は23日、8月23日に開幕する第69回ブエルタ・ア・エスパーニャ(69th Vuelta a Espana)を欠場する見込みになったと明かした。

 コンタドールは、14日のフランス革命記念日(Bastille Day)に行われた2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)第10ステージで落車し、激しく転倒して脛骨(けいこつ)を骨折したために棄権を余儀なくされた。

 通算2度のツール・ド・フランス優勝を誇るコンタドールは、その数日前に手首を骨折して棄権した昨年大会(2013 Tour de France)王者でスカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)と、ブエルタ・ア・エスパーニャで対戦することを期待していた。

 しかし、コンタドールはツイッター(Twitter)で、その望みが今や消えつつあることを明らかにした。

「今日は悪い日となった。負傷した箇所に合併症が生じて、自転車に再び乗ることができる日が未定になった。さらば、ブエルタ」

 コンタドールは、ブエルタで2008年大会と、フルームが総合4位に終わった2012年大会で総合優勝を飾っている。(c)AFP