【7月24日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は23日、バレンシア(Valencia CF)からDFジェレミ・マテュー(Jeremy Mathieu)を2000万ユーロ(約27億3000万円)で獲得したと発表した。

 バルセロナは、カルレス・プジョル(Carles Puyol)が現役を引退して以降、守備陣の補強を模索していた。

 マテューは、フランス代表としては定着していないものの、強靱(きょうじん)な左サイドバックやセンターバックとして定評があり、FCバルセロナは同選手について、「際立ったフィジカルを持つディフェンダー」と称している。

 FCバルセロナは、バレンシアに対して何度かマシュー獲得の打診を行っていた。また、同選手も先週、バレンシアに自身の放出を公に求めていた。

 マテューは、「世界最大のクラブでプレーする機会を得た。それは、まさに現在の私の望みだ」とコメントした。

 FCバルセロナは声明で、マシューが4年契約にサインすることで移籍に合意したと述べ、「移籍金は2000万ユーロ、契約解除金は5000万ユーロ(約68億円)になる」と明かした。

 マテューは、フランス・リーグ1のソショー(FC Sochaux)やトゥールーズ(Toulouse FC)でプレーした実績を持ち、2009年にバレンシアに加入した。(c)AFP