【7月23日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は22日、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)とのトレードを成立させて、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のケビン・ラブ(Kevin Love)獲得に向けてサラリーキャップに余裕を作り出した。

 キャバリアーズはジョン・ルーカス3世(John Lucas III)、マルコム・トーマス(Malcolm Thomas)、エリック・マーフィー(Erik Murphy)を獲得し、ジャズにキャリック・フェリックス(Carrick Felix)と2015年のドラフト2巡目指名権と現金100万ドル(約1億円)を譲渡した。

 3選手の契約には来季の保証がないため、キャバリアーズは年俸1570万ドル(約16億円)のラブとの契約に向けて330万ドル(約3億3000万円)を手にした。

 ティンバーウルブズは、その他の選手が絡んだ契約を目指しており、キャバリアーズはトレードを成立させるために三角トレードを余儀なくされることもある。

 6月に行われたNBAドラフトでキャバリアーズが全体1位で指名したアンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)は、チームと契約を交わした場合、トレード候補となる可能性がある。契約を結んだ場合、30日間はトレードに出されないが、それ以降はトレードが可能となる。

 ウィギンスは今週にも契約を結ぶ可能性もある。(c)AFP