マンU退団のファーディナンドがQPRと契約
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【7月18日 AFP】イングランド・プレミアリーグに昇格したクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)が17日、フリートランスファーで元マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)を1年契約で獲得した。
6月一杯で契約が切れ、マンチェスター・ユナイテッドを退団していたファーディナンドは、出生地ロンドン(London)への帰還を強く求めていた。QPRでは、ウェストハム(West Ham)でプロデビューを飾った当時の指導者だったハリー・レドナップ(Harry Redknapp)監督の下でプレーすることになる。
ファーディナンドは、ロフタス・ロード(Loftus Road Stadium)で弟のアントン・ファーディナンド(Anton Ferdinand)やいとこのレス・ファーディナンド(Les Ferdinand)氏がプレーしていたQPRに子供の頃憧れていたことが、移籍の決めての一つだと明かした。
QPRの公式ウェブサイトでファーディナンドは、「小さい子供の頃、父親に連れられてよくスタンドに座っていた。ここには、自分や家族にとって素晴らしい思い出がある。アントンは、QPRのいいことだけを言っていたし、子供の頃にはここでレスを見ていた」とコメントした。
さらにファーディナンドは、世界中からさらに高額なオファーがあったものの、これを断りQPRとの契約を結んだと語った。
「世界中からいろいろなオファーがあった。ここよりも天候の良い場所からもね。それでも、プレミアリーグでプレーすること、すべてが始まったところというのが引きつけてくれた。お金じゃないんだ。高額なオファーもあった」
「まだ何か貢献できると感じているし、クラブがプレミアリーグで地位を固める手助けをするのが楽しみだ」
(c)AFP