【7月14日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は13日、各賞の受賞者が発表され、決勝でアルゼンチンを1-0で破り、世界王者に輝いたドイツのマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が、大会最優秀GKに贈られるゴールデングローブ賞を受賞した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属する28歳のノイアーは、勝利を飾ったリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で表彰された。

 ドイツの4度目のW杯制覇について、ノイアーは「信じられない。ものすごい体験だ」とコメントした。

「大会に向けた準備が始まったときから、僕らは信じられないほど団結していた。僕たちにも逆境はあった。ラース(Lars Bender)とスベン(Sven Bender)のベンダー兄弟やマルコ・ロイス(Marco Reus)を失ったりもしたけれど、彼らもみんなチャンピオンだ」

「ドイツは世界王者だ。いつまでそれを喜ぶかは分からないけど、満面の笑みで喜ぼうと思うよ」

 ノイアーは、決勝で対戦したアルゼンチンのセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)、大会に驚きをもたらしたコスタリカのケイロール・ナバス(Keylor Navas)との争いを制して同賞を受賞した。

 今大会を4失点に抑えたノイアーは、4試合で完封勝利を収め、フランスとの準々決勝とアルゼンチンとの決勝では1-0の勝利に貢献した。

 2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)では、スペインのイケル・カシージャス(Iker Casillas)が最優秀GKに選出されている。(c)AFP