【7月11日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場するブラジル代表で、腰椎を骨折してチームを離れていたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が10日、チームのキャンプ地テレゾポリス(Teresopolis)に戻り、チームメートと再会した。

 ネイマールは自力で歩き、到着時はちょうど練習に臨んでいたチームメートにあいさつをした。ネイマールは12日に行われるオランダとの3位決定戦まで、チームに帯同する予定となっている。

 チーム最多となる4得点を決めていたネイマールを欠いたブラジルは、開催国として臨む今大会で通算6度目のW杯制覇を目指していたが、ドイツと対戦した準決勝で1-7と叩きのめされた。

 22歳のネイマールは、コロンビアに2-1で勝利した4日の準々決勝で負傷したが、現在は回復しつつある。

 所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)も、すでにネイマールの元へ医療スタッフを送り、8月23日に予定されている2014-15スペイン1部リーグの開幕には間に合う可能性があるとの見解を示している。

 FCバルセロナは、声明で「ネイマールは順調に回復しており、8月5日からはバルセロナ(Barcelona)で治療を継続する」と発表している。(c)AFP