【7月9日 AFP】米ワシントン(Washington)州で8日、嗜好(しこう)用マリフアナの販売が開始された。専門店で一般の人々がマリフアナを購入できるようになるのは、コロラド(Colorado)州に続き2州目。

 両州ではともに2012年11月の住民投票で、嗜好用マリフアナの市販を承認していた。先にコロラド州で今年1月1日から開始された際には、大きな歓迎の声とメディアの注目を集めた。

 ワシントン州酒類管理委員会(Washington State Liquor Control Board)のブライアン・スミス(Brian Smith)広報担当は、委員会から25の専門販売店に販売許可を発行したと語った。うち一部では8日から販売を開始。他の販売店でも数日以内に開始される見込みという。

 嗜好用マリフアナ解禁は高い関心を呼んでいる。スミス氏によれば3月以降、栽培業者や加工業者を含め計7000件の申請があり、これまでに115件の許可証を発行した。価格設定はしていないが、喫煙目的のマリフアナの販売量は1人につき28グラムまでに制限され、購入可能年齢は21歳以上とされている。(c)AFP