【7月9日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は8日、ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)でブラジル対ドイツの準決勝が行われ、ドイツのミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)がW杯通算16得点目を決めて、大会最多得点記録を更新した。

 36歳のクローゼは、自身4回目となるW杯準決勝に先発出場し、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)の先制点に続いてゴールを決めた。

 ドイツはその後、トニ・クロース(Toni Kroos)の2得点とサミ・ケディラ(Sami Khedira)の得点でリードを広げ、前半を5-0で折り返している。

 2-2で引き分けたグループリーグのガーナ戦で、クローゼは元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)氏のW杯最多得点記録15に並んでいた。

 クローゼはまた、大会前に行われたアルメニアとの親善試合でゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏が保持していたドイツ代表歴代最多得点記録を更新しており、約1か月間で2度の偉業を成し遂げたことになる。(c)AFP