【7月6日 AFP】史上最高のサッカー選手の一人で、レアル・マドリード(Real Madrid)の名誉会長を務めるアルフレッド・ディ・ステファノ(Alfredo Di Stefano)氏が5日、心臓発作で病院に運ばれ、意識不明の重体であることが分かった。

 88歳のディ・ステファノ氏は、レアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)の近くで家族と食事中に心肺停止の状態になり、駆けつけた救急隊員が約20分間にわたり蘇生を行った。

 マドリードの救急隊員はAFPに対し、「彼は心肺停止に陥った」と述べた。

「救急隊員が蘇生を始めてから18分後、心拍を取り戻した。その後、重体の状態で病院に搬送された」

 ディ・ステファノ氏が搬送された病院の広報は、同氏は現在心臓病棟におり、「彼は意識不明で、われわれは彼の状態を注視し続けている」と明らかにしている。(c)AFP