【7月5日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は4日、フォルタレーザ(Fortaleza)で準々決勝が行われ、ブラジルが2-1でコロンビアを下して準決勝進出を決めた。

 後半24分のダビド・ルイス(David Luiz)の約30メートルのFKが決勝点となり4強入りを決めたブラジルだが、終了間際にコロンビアのDFフアン・スニガ(Juan Zuniga)と激しく接触したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が担架で運ばれて負傷退場し、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)が累積警告で出場停止になるなど、準決勝の戦いに不安を残す結果となった。

 主将のチアゴ・シウバは、前半7分にネイマールのCKに合わせて先制点を記録したが、後半にコロンビアのGKダビド・オスピナ(David Ospina)に対するファウルで累積2枚目の警告を受け、8日に行われるドイツとの準決勝を欠場することが決まった。

 後半35分にPKで今大会6得点目を決めたコロンビアのハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)だが、追いつくことはできず8強で姿を消すことになり、涙を流してピッチを後にしている。

 ブラジルは12年ぶりとなる4強入りを果たし、ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督が誓った通算6度目の優勝へ近づいた。(c)AFP