【7月4日 AFP】国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)は3日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でかみつき行為を行ったルイス・スアレス(Luis Suarez)に科された4か月間のサッカー活動禁止処分に対し、ウルグアイサッカー協会(Uruguayan Football AssociationAUF)が異議を申し立てたことを明らかにした。

 ウルグアイサッカー協会は、イタリアのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみついたスアレスに下された処分について、異議申し立てを行うかどうかを6日までに決めなければならなかった。

 FIFAのクラウディオ・スルサー(Claudio Sulser)倫理委員長は、報道陣に対して異議申し立てがあったことは認めたものの、それ以上のことはノーコメントを貫いた。

 対戦チームの選手にかみついたのは今回で3度目となったスアレスには、4か月間すべてのサッカー活動の禁止処分に加え、9試合の出場停止処分と10万スイスフラン(約1100万円)の罰金が言い渡されている。

 その後、キエッリーニに謝罪したスアレスについて、スペイン1部リーグの強豪FCバルセロナ(FC Barcelona)が獲得に向けてイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)と交渉しているとされている。(c)AFP