ファン・ペルシーがルーニーを擁護「彼を責めることはできない」
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【6月23日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でグループリーグ敗退に終わり、メディアから厳しい批判にさらされているなか、謝罪のコメントを出したウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)をはじめとするイングランド代表選手を、所属先のチームメートが擁護した。
イングランドの敗退に「ショックを受けている」と語ったウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)は、地元開催で優勝した1966年大会以来続いている48年間の不振に終止符を打つため、選手たちは「ずる賢さ」を身につけなければならないと主張している。
ルーニーは、「過去の優勝チームを見れば、彼らにはずる賢さが備わっていることが分かるはずだ。このチームにもそれが必要だと思う。チームとしてわれわれは正直すぎるのかもしれない。ウルグアイは試合を止め、何度ファウルをしたかわからない。それはとても賢いファウルで、試合を落ち着かせるためのものだった」と語っていた。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーするオランダ代表ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)は、クラブでチームメートのルーニーを擁護している。
マンチェスター・ユナイテッドの前線でコンビを組むルーニーについて、ファン・ペルシーは、「1得点しか決められなかったこと、3本の決定機をわずかな差で逃したことで彼を責めることはできないと思う。ウェインは偉大な選手であり、僕がマンチェスター・ユナイテッドに来た理由でもある」と語っている。
また、スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は、スポーツテレビ局BeIN Sportに対し、「彼らはとても難しいグループに入ったと思う」とコメントした。
「イタリアは当然ながら強豪国で、ウルグアイも同様に強豪だ。彼らはまだコスタリカと対戦してはいない」
「すでに敗退してしまったが、これまでの2試合はとても厳しい相手であり、結果はこんなものだ。イングランドには素晴らしい選手がおり、よくやったと思うし、悪いプレーはなかったが、細かい部分が勝敗を分けた」
(c)AFP