【6月14日 AFP】国際プロサッカー選手会(FIFPro)は13日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループDのイングランド対イタリアが行われるマナウス(Manaus)のスタジアムのピッチが、試合を行う基準に達していないと発表した。

 AFPの記者は10日、ピッチはとても乾燥し、特に片方のゴール周辺は土がむき出しになっているなど、芝の広範囲に黄色がかった部分があると伝えていた。

 FIFProは声明のなかで、「選手にはプレーするためにふさわしい芝の質というものがある。しかし、マナウスはそうではない」とコメントし、ピッチ状態がW杯本大会のように大きな注目を集める試合を開催するのに適していないとの見解を示した。

 15日に行われるグループDのイングランド対イタリアの試合は、2012年に開催された欧州選手権(UEFA Euro 2012)準々決勝の再戦となり、試合はイタリアがPK戦を制している。(c)AFP