【6月9日 Relaxnews】米グーグル(Google)の無料地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」を使えば、自宅にいながらにしてサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の試合会場に潜入し、現地のお祭り気分を味わえる──。

 グーグルは5日、グーグルマップの「ストリートビュー(Street View)」機能に、W杯の試合が開催される全12都市のスタジアムとお祝いムードに染まった街路の画像を追加した。

「ソファでくつろぎながらテレビで試合を見る人にとっても、現地へ行くため荷作り中の人にとっても、グーグルマップはW杯へのチケットになる」とグーグルのストリートビュー担当者は説明している。「もし、あなたが幸運にも本物の観戦チケットを手に入れたのなら、携帯端末にグーグルマップを入れるのを忘れないで」

 スマートフォン(多機能携帯電話)とタブレット向けのグーグルマップアプリには、試合会場までバスや電車で行く最短ルートを検索できるツールも搭載。スタジアムや空港、ショッピングモール、観戦客が興味を抱きそうな施設の屋内地図も追加した。

 さらに、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されている「イグアス国立公園(Iguacu National Park)」や「サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(St. Michael of the Missions)」などの観光スポットの画像も、グーグルマップで楽しめるようになった。(c)Relaxnews/AFPBB News