【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-3、3-6、6-3で第18シードのエルネスツ・ガルビス(Ernests Gulbis、ラトビア)を下し、決勝進出を決めた。

 ジョコビッチはガルビスの快進撃を止め、全仏では通算2度目、四大大会(グランドスラム)では13度目となる決勝に駒を進めた。

 8日の決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を下せば、ジョコビッチは男子選手としては史上8人目となる生涯グランドスラムを達成することになる。

 主要大会で初の準決勝進出となったガルビスに対し、22度目の4強入りとなったジョコビッチは、うだるような暑さの中での最初の2セットで問題を抱えることはなかった。

 しかし、グランドスラム17度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)や第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下したガルビスは、第3セットに盛り返して試合に踏みとどまった。

 それでも、ジョコビッチの25個に対し、44個のアンフォーストエラーを重ねたガルビスは、7度のブレークポイントを2度しかコンバートできなかった。(c)AFP