【5月20日 AFP】男子ゴルフの最新世界ランキングが19日に発表され、アダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)が、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)に代わり正式に首位に立った。ウッズは60週間目で1位の座から陥落した。

 33歳のスコットは、オーストラリア人ゴルファーとしては、自身が子供の頃憧れていたグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏が1980年代と90年代に331週間世界ランク1位に君臨して以来となる地位を得た。

 第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)覇者のスコットは、先週大会には出場していなかったものの、長引く腰の故障で戦列を離れているウッズに代わり、トップの座につくことが確実視されていた。

 スコットは、約1年前のマスターズで歴史的な勝利を飾って以降、優勝からは遠ざかっているが、腰の手術をしてから、まだツアー復帰のめどが立っていないと最近明かしたウッズの不在により、恩恵を受けた形となっている。

 ウッズは、2013年3月にロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)から世界1位を奪還して以降、その座を維持していた。またウッズは、世界最高ランクに通算683週間君臨している。(c)AFP