【5月17日 AFP】スペイン1部リーグの強豪、FCバルセロナ(FC Barcelona)は16日、世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に4度輝いたリオネル・メッシ(Lionel Messi)と契約更新することで合意したと発表した。

 FCバルセロナは公式ウェブサイトで、「条件面を見直した新しい契約で、リオネル・メッシと合意に達した。今回の契約に関するサインは、近日中に行われる」と発表している。

 メッシは今回の契約更新により、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を上回る世界最高額の年俸を受け取るとみられている。

 FCバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は、3月に行われたAFPスポーツの独占インタビューで、「メッシが世界最高年俸を受け取る選手になる」と語っていた。

 バルトメウ会長は、「何度も言ってきた通り、メッシはナンバーワンで、世界最高の報酬にも値する選手だ」と述べている。

 2004年にFCバルセロナでデビューしたメッシは、公式戦通算424試合で354得点を挙げており、クラブの歴代最多得点記録保持者となっている。

 FCバルセロナのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、「今回の契約でメッシは落ち着くことができるし、クラブにとっては世界最高の選手を保ち続けることができる重要なものとなった」と語った。

「それはFCバルセロナ、そしてレオの双方にとって、とても良いニュースになった」

(c)AFP