【5月12日 AFP】13-14スペイン1部リーグは11日、第37節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-1でマラガ(Malaga CF)と引き分けた。

 この日行われた試合でFCバルセロナ(FC Barcelona)が0-0でエルチェ(Elche CF)と引き分けたため、アトレティコは最終節に優勝を懸けてバルセロナと対戦する。

 今季リーグ戦1試合を残してバルセロナはアトレティコを勝ち点3差で追っているが、この試合でバルセロナが勝利すれば、直接対決の戦績により優勝が決まる。

 バルセロナが引き分けて勝ち点を落としたため、勝っていればアトレティコは18年ぶりの優勝をホームで決めることができたが、その好機を逃した。

 後半25分にサムエル(Samuel Garcia Sanchez)に先制点を許したアトレティコは、その9分後にトビー・アルデルヴァイレルト(Toby Alderweireld)のヘディングシュートで同点に持ち込み、今季のホーム戦無敗を何とか守った。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「試合に勝つために選手は全力を尽くしたので、失望はない。今季開幕の時点で、われわれがバルセロナに対して勝ち点3のアドバンテージを手にし、最終節のカンプ・ノウ(Camp Nou、バルセロナの本拠地)での試合に臨むと聞かされても、誰も信じなかっただろう」とコメントした。

「決勝戦のように、両チームともにチャンスは五分五分だ」

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