【5月8日 MODE PRESS WATCH】ファッション界で絶大な人気と影響力を持つカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)のドキュメンタリー映画『マドモアゼルC~ファッションに愛されたミューズ~』が、5月9日からTOHOシネマズシャンテ他で公開される。

 モデルから、スタイリスト、そしてファッション界の頂点ともいえるフランス版ヴォーグの編集長を10年務めたカリーヌ・ロワトフェルド。そんな彼女が、ヴォーグを去り、新たな挑戦に挑み成功に導くことができた秘訣とは―仕事のしあわせと人生のしあわせ、この2つを見事に手に入れた彼女がインタビューに答えた。

■コメント:カリーヌ・ロワトフェルド

 失敗や困難に直面した時、『大丈夫。大したことじゃない』と何度も自分に言い聞かせて志を高く持つようにしています。そうすれば、きっと神様はいつか私に手をさしのばしてくれるはず。

 本当に成し遂げたいと思う何かがあれば、努力は惜しみません。どんなにハードワークであっても、自分がやりたいと心から願うことだとしたら、辛さなんてこれっぽちも感じませんね。本当に好きなことをしている時って、それはもう仕事ではなく、喜びに変わるの。

 私はいつもたくさんの若者たちと過ごしているけれど、彼らと意見を交わしあうことで、若い視点を持ち続けられるし、私にとっても大きな刺激になります。

 パートナーと子供、そして孫がいてくれるからこそ、私は“安定”を手に入れて、仕事をし続けられている。同じ男性と30年以上も寄り添って二人の子供を育ててきたし、可愛らしい孫も生まれたわ。私は、ひとりの女として、母として、祖母として、ごく普通の生活を送っているだけです。
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【関連情報】
公式サイト:映画『マドモアゼルC~ファッションに愛されたミューズ~』
http://mademoiselle-movie.com/