【4月28日 AFP】13-14NBAは27日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)が98-89でシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)に勝利した。

 トレバー・アリーザ(Trevor Ariza)が、6本の3ポイントシュートを含むプレーオフでのキャリアハイとなる30得点を記録したウィザーズは、これでシリーズの対戦成績を3勝1敗とし、イースタンカンファレンス準決勝進出に王手をかけた。

 そのほかウィザーズは、ジョン・ウォール(John Wall)が15得点10アシスト、ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)が18得点、マーチン・ゴータット(Marcin Gortat)が17得点を記録した。

 ウィザーズは、試合開始から8本中7本のフィールドゴール(FG)を決めて連続で14得点を記録すると、第4クオーター開始直後にはビールの3ポイントシュートで85-62とリードを広げ、終盤に8点差まで追い上げたブルズに一度も主導権を渡さなかった。

 対するブルズは、タージ・ギブソン(Taj Gibson)が16本中13本のFGに成功して32得点を記録したほか、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)が16得点、ヨアキム・ノア(Joakim Noah)も10得点15リバウンドの活躍をみせたが、敗戦を喫した。

 ウィザーズは、ブラジル出身のネネ・ヒラリオ(Nene Hilario)が25日に行われた第3戦の第4クオーターにバトラーに頭突きを食らわせたとして、前日に1試合の出場停止処分が下り、この日は欠場した。

 ブルズは、これでプレーオフでの最近の8試合で7敗目を喫した。

 NBAのプレーオフでは、対戦成績を3勝1敗としたチームが96パーセントの確率でシリーズを制しており、ウィザーズも同じ局面で過去5勝負けなしとしている。また、ブルズはシリーズの最初の4試合で3敗した場合は、8戦全敗となっている。

 第5戦は29日にシカゴ(Chicago)で行われる。(c)AFP