【4月24日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2014)は23日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6、6-4でスペインのアルベルト・ラモス(Albert Ramos)を下し、3回戦へ駒を進めた。

 大会ファイナリスト通算4回で、第2シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)が同日に姿を消したこともあり、ナダルは大会史上最多となる通算9度目の優勝に向けて大きく前進している。

 先週行われたモンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2014)では、フェレールに黒星を喫し準々決勝での敗退を余儀なくされたナダルだったが、この日は気持ちを切り替えて、同じくスペイン出身で左利きのラモスとの試合を約2時間で制した。

 ナダルは、昨年大会(Barcelona Open Banc Sabadell 2013)の準々決勝でラモス相手に快勝を収めたが、この日は第1セットを先取するのに1時間4分を要している。

 第2セットで落ち着きを取り戻し、試合に決着をつけたナダルは、クロアチアのイワン・ドディグ(Ivan Dodig) と対戦する24日の3回戦進出を決めた。ドディグは同日、6-1、6-4で第13シードのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)を退け、2回戦を突破している。(c)AFP/Scott Williams