【4月14日 AFP】13-14NBAは13日、各地で試合が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)は102-97でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を退け、プレーオフでのホームコートアドバンテージを得ることができる、イースタンカンファレンスの第1シード確定まであと一歩に迫った。

 この日は、ランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)が17得点、10リバウンド、11アシストでペイサーズの勝利に貢献し、今季NBA最多となる5度目のトリプルダブルを記録している。

 ペイサーズは、ポール・ジョージ(Paul George)が終了2分前に放った3ポイントシュートで勝ち越しに成功し、この日試合のなかった同カンファレンス2位のマイアミ・ヒート(Miami Heat)に0.5ゲーム差をつけて首位に立った。

 11日の試合でヒートに敗れたペイサーズだったが、ホームでの今季成績をリーグ最高の35勝6敗として、16日にオーランド・マジック(Orlando Magic)とのレギュラーシーズン最終戦に臨む。

 ヒートは、14日にロードでのワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)戦を控えており、16日に本拠地で迎えるフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)戦でレギュラーシーズンを締めくくることになる。しかし、タイブレーカーで有利なペイサーズは、自らが命運を握っている。

 ペイサーズは、ジョージが20得点12リバウンドの活躍をみせると、デビッド・ウエスト(David West)も21得点を決めて、最近の9試合でようやく3勝目を挙げた。

 サンダーは、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が38得点をマークすると、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が21得点、9リバウンド、7アシストの働きをみせたが、チームの連勝も3で止まった。この試合で、デュラントの3ポイントシュートは11本中2本の成功にとどまっている。

 14日に敵地でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)と対戦するサンダーは、16日にホームでデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)との最終戦を控える。

 サンダーは、プレーオフに向けてウェスタンカンファレンスの第2シードを狙っており、同カンファレンス3位のロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)には現在2ゲーム差をつけている。(c)AFP