【4月13日 AFP】13-14イタリア・セリエAは12日、第33節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)が3-1でアタランタ(Atalanta)に勝利し、首位ユベントス(Juventus)との勝ち点差を5に縮め、わずかに残る優勝の可能性に望みをつないだ。

 本拠地スタディオ・オリンピコ(Olympic Stadium)で行われた試合でローマは、前半にロドリゴ・タッディ(Rodrigo Taddei)とアデム・リャイッチ(Adem Ljajic)が得点を挙げると、後半にはジェルヴィーニョ(Gervinho)のゴールで突き放し、勝利を決定づけた。

 一方、アウェーのアタランタは、コートジボワール代表のジェルヴィーニョにリーグ戦今季8得点目となるゴールを決められたあと、ジュリオ・ミッリャッチョ(Giulio Migliaccio)が1点を返すのがやっとだった。

 3位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を暫定ながら15に広げたローマは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でグループリーグから出場できる2位の座を守っている。

 ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督の下で好調のローマは、ナポリに勝ち点で並ばれたとしても当該対戦成績で優位に立っており、あと1勝すれば来季のチャンピオンズリーグ出場が確実となる2位以内が確実となる。

 首位ユベントスは、14日に行われる敵地でのウディネーゼ(Udinese)戦に勝利すれば、ローマとの勝ち点差をふたたび8に戻すことができる。(c)AFP