【4月10日 AFP】台湾で、中国との「サービス貿易協定」に反対し、立法院(国会)の議場を3月18日から占拠していたデモ隊が10日、退去を開始した。

 学生リーダーの林飛帆(Lin Fei-fan)氏は記者会見で、「理想を掲げてここに来たが、さらに重荷を背負って出て行くことになった」と述べた。その直後の午後6時(日本時間同7時)ごろ、黒いTシャツを身に付けたデモ参加者数十人が建物から退去した。(c)AFP