【4月10日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)移籍が決まっているロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の後釜として、今夏にヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)を退団するコロンビア代表のアドリアン・ラモス(Adrian Ramos)を獲得したことを発表した。

 コロンビア代表としてこれまで20試合以上に出場している28歳のラモスは、ドルトムントと2018年6月までの4年契約を結んだ。

 ドルトムントでスポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)氏は、「アドリアン・ラモスは優れた選手で、ドイツ国内で最高のスコアラーの一人だ。ボルシア・ドルトムントの需要に完璧にマッチしている」と語った。

 ラモスを獲得したことで、ドルトムントはバイエルンに移籍するポーランド代表ストライカーのレワンドフスキの穴をしばらく埋めることができる。

 ラモスは今季のドイツ・ブンデスリーガで16得点を挙げており、リーグ得点王を争うレワンドフスキ、バイエルンのマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)を1ゴール差で追っている。

 ラモスは、「自分のキャリアにとって新たな一歩を踏み出し、チャンピオンズリーグでプレーしたかった」とコメントし、「今季が終わるまではヘルタで全力を尽くす」と語った。

 ドルトムントは現在5試合を残してリーグ2位につけており、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)出場権獲得を確実としている。

 昨季1部に昇格したヘルタはリーグ10位につけ、来季の残留は事実上確定している。(c)AFP