【3月24日 AFP】(一部更新)中国国営新華社(Xinhua)通信は24日、消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の捜索に当たっていた中国軍機の乗員が、インド洋(Indian Ocean)南部の海域で「複数の疑わしい物体」を発見した、と報じた。

 新華社によると、中国軍機から目視できたのは「2つの比較的大きな浮遊物で、周辺数キロメートルにわたって白い小さな浮遊物が散乱している」という。大きな浮遊物は「白くて四角い」物体だという。

 浮遊物が発見された位置は東経95.1113度、南緯42.5453度で、現在、中国の観測船「雪竜(Xuelong)号」が同海域へ向かっているという。

 新華社はこれに先立ち、衛星画像がとらえた「不審な残骸」を捜すため、中国軍機1機が24日朝にオーストラリア西部パース(Perth)から離陸し同海域に向かったと報じていた。(c)AFP